可愛い,開業,かわいい,汲出揃,カップ,緑彩唐草花鳥,九谷焼,子供,かわいい,上場,コーヒーマグ,マグ,上場記念,湯のみセット,入学祝い,コップ,来客用,海外,4180円,カップ,海外,可愛い,コーヒーカップ,(銀婚式,法人ギフト,ペア,shyamstay.com,お茶,古希の御祝,お父さん,かわいい,御土産,マグ,おしゃれ,マグ,ゆのみ,おすすめ,お母さん,キッチン用品・食器・調理器具 , コーヒー・お茶用品 , 茶道具・湯呑・急須 , 湯呑みセット,開店祝い,開店祝い),快気祝い,おしゃれ,コーヒーマグ,記念日の記念品,祝い,従兄弟,暑中お見舞い,コップ,和食器,竣工,/bowelless1623441.html,栄転祝い,コーヒーカップ,設立祝い おしゃれ 設立祝い 可愛い 快気祝い カタログギフトも! 暑中お見舞い お父さん 上場 かわいい 古希の御祝 子供 ペア 開業 祝い 御土産 お母さん 開店祝い 上場記念 竣工 おすすめ 海外 栄転祝い 汲出揃 カップ 和食器 銀婚式 コップ 来客用 九谷焼 マグ 湯のみセット 法人ギフト 緑彩唐草花鳥 従兄弟 記念日の記念品 お茶 入学祝い コーヒーカップ コーヒーマグ ゆのみ 4180円 おしゃれ 設立祝い 可愛い 快気祝い 暑中お見舞い お父さん 上場 かわいい 古希の御祝 子供 かわいい ペア 開業 祝い 御土産 お母さん 開店祝い 上場記念 竣工 おすすめ 海外 従兄弟 マグ 九谷焼 汲出揃 緑彩唐草花鳥 お茶 カップ コップ マグ ゆのみ 湯のみセット 和食器 おしゃれ コーヒーカップ マグ コーヒーマグ かわいい 可愛い カップ コップ 来客用 (銀婚式 記念日の記念品 栄転祝い 海外 コーヒーマグ 法人ギフト 入学祝い コーヒーカップ 開店祝い) キッチン用品・食器・調理器具 コーヒー・お茶用品 茶道具・湯呑・急須 湯呑みセット 可愛い,開業,かわいい,汲出揃,カップ,緑彩唐草花鳥,九谷焼,子供,かわいい,上場,コーヒーマグ,マグ,上場記念,湯のみセット,入学祝い,コップ,来客用,海外,4180円,カップ,海外,可愛い,コーヒーカップ,(銀婚式,法人ギフト,ペア,shyamstay.com,お茶,古希の御祝,お父さん,かわいい,御土産,マグ,おしゃれ,マグ,ゆのみ,おすすめ,お母さん,キッチン用品・食器・調理器具 , コーヒー・お茶用品 , 茶道具・湯呑・急須 , 湯呑みセット,開店祝い,開店祝い),快気祝い,おしゃれ,コーヒーマグ,記念日の記念品,祝い,従兄弟,暑中お見舞い,コップ,和食器,竣工,/bowelless1623441.html,栄転祝い,コーヒーカップ,設立祝い 4180円 おしゃれ 設立祝い 可愛い 快気祝い 暑中お見舞い お父さん 上場 かわいい 古希の御祝 子供 かわいい ペア 開業 祝い 御土産 お母さん 開店祝い 上場記念 竣工 おすすめ 海外 従兄弟 マグ 九谷焼 汲出揃 緑彩唐草花鳥 お茶 カップ コップ マグ ゆのみ 湯のみセット 和食器 おしゃれ コーヒーカップ マグ コーヒーマグ かわいい 可愛い カップ コップ 来客用 (銀婚式 記念日の記念品 栄転祝い 海外 コーヒーマグ 法人ギフト 入学祝い コーヒーカップ 開店祝い) キッチン用品・食器・調理器具 コーヒー・お茶用品 茶道具・湯呑・急須 湯呑みセット おしゃれ 設立祝い 可愛い 快気祝い カタログギフトも! 暑中お見舞い お父さん 上場 かわいい 古希の御祝 子供 ペア 開業 祝い 御土産 お母さん 開店祝い 上場記念 竣工 おすすめ 海外 栄転祝い 汲出揃 カップ 和食器 銀婚式 コップ 来客用 九谷焼 マグ 湯のみセット 法人ギフト 緑彩唐草花鳥 従兄弟 記念日の記念品 お茶 入学祝い コーヒーカップ コーヒーマグ ゆのみ
おしゃれ 設立祝い 可愛い 快気祝い 暑中お見舞い お父さん 上場 かわいい 古希の御祝 子供 かわいい ペア 開業 祝い 御土産 お母さん 開店祝い 上場記念 竣工 おすすめ 海外 従兄弟 マグ 九谷焼 汲出揃 緑彩唐草花鳥 お茶 カップ コップ マグ ゆのみ 湯のみセット 和食器 おしゃれ コーヒーカップ マグ コーヒーマグ かわいい 可愛い カップ コップ 来客用 (銀婚式 記念日の記念品 栄転祝い 海外 コーヒーマグ 法人ギフト 入学祝い コーヒーカップ 開店祝い)
4180円
おしゃれ 設立祝い 可愛い 快気祝い 暑中お見舞い お父さん 上場 かわいい 古希の御祝 子供 かわいい ペア 開業 祝い 御土産 お母さん 開店祝い 上場記念 竣工 おすすめ 海外 従兄弟 マグ 九谷焼 汲出揃 緑彩唐草花鳥 お茶 カップ コップ マグ ゆのみ 湯のみセット 和食器 おしゃれ コーヒーカップ マグ コーヒーマグ かわいい 可愛い カップ コップ 来客用 (銀婚式 記念日の記念品 栄転祝い 海外 コーヒーマグ 法人ギフト 入学祝い コーヒーカップ 開店祝い)

商品情報 |
---|
商品名 | 九谷焼 汲出揃 緑彩唐草花鳥 お茶 カップ コップ マグ ゆのみ 湯のみセット 和食器 おしゃれ コーヒーカップ マグ コーヒーマグ かわいい 可愛い カップ コップ 来客用 (銀婚式 記念日の記念品 栄転祝い 海外 コーヒーマグ 法人ギフト 入学祝い コーヒーカップ 開店祝い) |
---|
商品説明 | 古九谷開窯から363年を迎えた経済産業大臣認定伝統工芸・九谷焼。パリ万博に出品されジャパン・クタニとして世界に名を轟かせ、大英、ルーヴルなど世界各地の有名美術館に収蔵された色絵の妙技をご堪能下さい。作家・窯元:沢田郁美 |
---|
サイズ | 径8.3cm高5.3cm |
---|
素材・成分 | 磁器 |
---|
注意事項 | ■焼き物ですので、色柄の風合いやサイズ・重量に多少の違いが生じる場合があります。また、職人さんによる手仕事のため、雰囲気や柄の様子が多少異なる場合がございます。 ■可能な限り合わせておりますが、箱画像はイメージです。木箱の箱書きや化粧箱、紙箱の外紙は異なる場合が御座います。 ■商品画像は光の加減や使用のPCモニターの調整によって実際のものと多少異なって見える場合がございます。何卒ご了承くださいませ。 ■在庫数量は定期的に更新しておりますが、一部商品につきましてはご注文のタイミングによっては欠品・完売となる場合がございます。 |
---|
関連キーワード | 九谷焼 湯呑みセット湯? 湯飲み ゆのみ 抹茶碗 抹茶 緑茶 お茶 カップ コップ マグ ゆのみ 湯のみ 和食器 おしゃれ ロックカップ カップ コップ ビール コップ マグ 和モダン かわいい 可愛い カップ コップ 食器 カフェ風 モダン 和柄 来客用 紅茶 こだわり 贈り物 ギフト プレゼント 誕生日プレゼント お見舞い返し ご挨拶 金婚式 銀婚式 来客用 結婚祝い 出産内祝い 新築祝い お祝い 御祝い 内祝い お返し 記念日の記念品 引越し祝い 定年 還暦祝い 古稀 古希 傘寿 米寿 卒寿 長寿祝い 引き出物 引出物 快気祝い 退職祝い 昇進祝い 御歳暮 お歳暮 お中元 お正月 節分 結婚記念日 初節句 入学祝い 母の日 父の日 敬老の日 還暦 古希の御祝 喜寿 就任祝い 栄転祝い 就職祝い 暑中お見舞い 会社法人 設立祝い 開店祝い 開業祝い クリスマス 御見舞 法人ギフト 上場 竣工 祝い 周年 会社設立 事務所移転 開業 永年勤続 就任 上場記念 株式公開記念 創業記念 海外のご友人への日本のお土産 御土産 父 母 両親 従兄弟 子供 赤ちゃん 親戚 上司 部下 社長 海外 取引先 男性 女性 男の子 女の子 お父さん お母さん おじいちゃん おばあちゃん 知人 和風 日本製 おすすめ おしゃれ かわいい 可愛い 人気 ペア セット |
---|
おしゃれ 設立祝い 可愛い 快気祝い 暑中お見舞い お父さん 上場 かわいい 古希の御祝 子供 かわいい ペア 開業 祝い 御土産 お母さん 開店祝い 上場記念 竣工 おすすめ 海外 従兄弟 マグ 九谷焼 汲出揃 緑彩唐草花鳥 お茶 カップ コップ マグ ゆのみ 湯のみセット 和食器 おしゃれ コーヒーカップ マグ コーヒーマグ かわいい 可愛い カップ コップ 来客用 (銀婚式 記念日の記念品 栄転祝い 海外 コーヒーマグ 法人ギフト 入学祝い コーヒーカップ 開店祝い)
- フレンチ イタリアン 中韓焼肉 和食 その他
- アルファベット表記は海外
- 私の主観的な"また行きたい"偏差値です。味や店の優劣ではありません。
- 閉店分を削除するなどメンテしました(2021年2月)。過去版はコチラ。
高級レストランには一種独特の雰囲気があります。「なんだか店に値踏みされているようで居心地が悪い」と感じる方が多いかもしれませんが、その通り、店は客のことを値踏みしています。
「お客様は平等に扱う」なんてのは大ウソです。レストラン業界には『ソワニエ(大切におもてなしするべき客)』という言葉があるくらいであり、一流の客や金払いの良い常連・
重い客に対しては恭しく接し、どう見ても場慣れしていない一見客に対しては、人間だもの、おざなりな対応になるものです。
そこで、「高級レストランにあまり行ったことは無いが、ナメられたくはない」と考えるワガママな貴方のために、高級レストランにおけるマナーを整理しました。結構な長文となってしまったので是非ブックマークして頂き、必要に応じて読み返して頂けると幸いです。
「フォーシーズンズホテル椿山荘東京」からリブランドした「ホテル椿山荘東京」。森のような庭園を軸に「和」のおもてなしを前面に打ち出すことで差別化を図ろうと、藤田観光が本気を出し始めました。今回はそのメインダイニング「イル・テアトロ (IL TEATRO)」にお邪魔します。
店内は50席ほどで、バリバリにヨーロピアン・クラシックな内装。天井からはシャンデリアが下がり、フラワーアレンジメントも美しい。加えて大きな窓から臨む優雅な庭園が何よりのごちそうです。
田畑成シェフは藤田観光のホテルでフランス料理を学び、パリでは「Four Seasons Hotel George V」で腕を磨きました。ほう、イタリア料理店なのにシェフの出自はフレンチなのですね。
ワインリストが圧巻。都内のイタリア料理店としてはトップクラスの分厚さであり、よくもまあこんなにもイタリアワインばかりを揃えているなあと舌を巻く。せっかくなので泡のグラスに白を1本、赤をグラスで。ランチなのにすっかり酔っぱらってしまいました。
他方、アミューズは全然美味しくありません。何なんだこの紫色のニョロニョロは。これはひと皿としてプレゼンテーションするのではなく、パンの添え物としてさりげなく置いておくぐらいでちょうど良いでしょう。
気分を変えて前菜。生のホタテと柿をどないかしたやつなのですが、調味が弱くパンチがありません。ぐぬぬ、先の紫色の謎の物体しかり、私の口には合わないお店なのか。
パスタは2種からのチョイスであり、私はマルタリアーティを選択。マルタリアーティとは「乱雑に切る」が本来の意味だそうで、不揃いな平たいパスタ。ラヴィオリなどをくりぬいた残りの生地などでも作られるそうで、SDGsを意識する私にぴったりのパスタです。鴨のラグーソースがたっぷりとぶっかけられ、中々のサイズの鴨胸肉もトッピングされ食べ応え抜群。味付けも強く、先のホタテと同じ店の料理とは思えない存在感です。
パンは2種であり、手前はいわゆるフォカッチャでしょうが、適度に油っぽくジューシーで美味。おおー、何だかエンジンがかかってきたあるね。
リゾットはサフランで色味を与えパルミジャーノ・レッジャーノで旨味を添加。素朴でベーシックな味わいであり、お凌ぎ的なポジションかもしれません。
魚はメカジキ。カダイフを巻き付けてバリっと揚げており、カダイフのサクサクとした食感にメカジキのホクホクとした身がベストマッチ。オレンジやフェンネルの香りもセンスが良く、付け合わせのナスや酸味のきいたソースも高次元。何だよメチャクチャ旨いじゃん。紫色のニョロニョロ作ったやつ誰だよ。
お肉料理は牛フィレ肉にフォアグラをのっけてロッシーニ風に。これはもう、完全にフランス料理ですね。というかこのあたりお隣さんの国なので、メインディッシュに国境は無いのかもしれません。王道の味わいであり赤ワインが進みます。
デザートは当店オリジナルのティラミス。なるほど生地とクリームが幾層にも重なり凝った仕様です。が、味は一般的なものであり、個人的にはもっとチーズがコッテリしたスタイルのほうが好きでした。
小菓子と紅茶で〆。ごちそうさまでした。
ホテルのダイニングだし店名ダサいしで正直期待しておらず(失礼)、紫色のニョロニョロからホタテにかけてのお気持ちは無惨なものでしたが、パスタからは大きく挽回し、魚料理でビッタビタに昇天。結構飲んだのにお会計はひとり2万円を余裕で切っており、ホテルのメインダイニングの食事としてはかなり良心的と言えるでしょう。サービスにも安定感があり、接待や親族のイベントにちょうど良いかもしれません。お庭がキレイなので、まずはランチでどうぞ。
関連記事
イタリア料理屋ではあっと驚く独創的な料理に出遭うことは少ないですが、安定して美味しくそんなに高くないことが多いのが嬉しい。
日本のイタリア料理の歴史から現代イタリアンの魅力まで余すこと無く紹介されており、情報量が異常なほど多く、馬鹿ではちょっと読み切れないほどの魅力に溢れた1冊です。外食好きの方は絶対買っておきましょう。
九州を代表する郷土料理「ゴマサバ」をご存じですか?魚の種類ではなくゴマダレで調味したサバのことであり、私の好物トップ100にランクインする食べ物です。その「ゴマサバ」が看板料理の人気店がココ「はじめの一歩」。JR博多駅から徒歩5分の好立地。
店内はかなり広く、元気な海鮮居酒屋という印象。見たところ全席個室または半個室であり、靴を脱いで掘りごたつにあがる形式です。夜は30名を超える宴会もできるそうな。
注文後10~15分ほどを要して(結構時間かかる)、「ごまさば定食」が到着。2,178円と中々の価格設定ですが、これだけの皿数であれば妥当な価格設定でしょう。ちなみに平日の刺身定食などは千円かそこらです。
スペシャリテの「ゴマサバ」。養殖に頼らず天然の魚を提供するために、独自の仕入れルートや漁師と直接のつながりを持っているそうで、なるほどそう聞くと大変上質なサバのように感じます。トロットロに脂が柔らかく魚の味が濃い。ゴマやネギなどの薬味がたっぷりなのも嬉しいです。
天ぷらかメンチカツかを選ぶことができ、私は天ぷらをチョイスしたのですが、これはまあ、居酒屋の天ぷら味ですね。ここで食べる必要は無かったかも。次回はメンチカツを試してみよう。
右の「里芋唐揚げ」も名物料理だそうで、なるほど天ぷらに比べると勢いよく揚がっており味も濃い。炭水化物ながらビールが欲しくなる味覚です。左の明太子は添加物を使わないで仕込んだものだそうで、ヘンに塩辛くなくクリアな味わいです。ご飯一膳じゃ足りないオカズ配分ですが安心して下さい、ゴハンのおかわり無料です。
おきゅうとやお漬物、
茶碗蒸しなども付いてきます。が、これはまあ、ランチのオマケ味ですね。茶碗蒸しが妙に冷めていて、私の心も冷めました。
出汁茶漬け用のお出汁も用意してくれます。アツアツのゴハンにトロトロのサバを並べ、たっぷり残ったタレと薬味を全てぶっかけ、ひたひたとお出汁を注ぐ。至福のひと時。
終わってみれば「ゴマサバ」しか記憶に残りませんでしたが、だからこその看板料理と言えるのかもしれません。今度は夜に来て、単品のゴマサバをアテに酒でも飲むこととしよう。
人気の記事
「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。
道玄坂のかなりいかがわしい戦闘地域にある「月世界 (げっせかい)」。中国の醤(ジャン)に注目した中華料理店であり、恵比寿で
「中村 玄(なかむら げん)」などを手掛ける株式会社イイコの経営。看板は無く、軒先に並べられた食材やセイロが怪しさを増幅させています。
店内はバリバリの中華料理店というわけではなく、シンガポールあたりにありそうなコスモポリタンな居酒屋の雰囲気。価格帯が価格帯なだけにカジュアルな雰囲気であり、若者が手を叩き合って大笑いする騒々しい空間です。
今回は3,200円の「水煮肉片コース」を注文。「このまえ麻酔して胃カメラ飲んだけど、酒が強いからか効きが悪く殆ど意識が残っていた」と豪語する連れと訪れたので、+2,000円で飲み放題を追加。ビールはプレミアムモルツで、きちんとサーバーがメンテナンスされていてグラスも薄く、飲み放題とは考えられないほどのクオリティの高さでした。
アミューズに「酔っぱらいボタン海老」。いわゆる海老の紹興酒漬けでありドロリとした味覚に病みつき。3,200円のコースの前菜にボタン海老が出せるってすげえな。
葱油鶏。鶏肉を酸味のあるソースでヒタヒタにし、これでもかというほどネギをぶち込みます。私は野菜ではネギを最も好むので、どうあがいても幸せな状況でした。
軒先のセイロでもくもくと蒸されていたお野菜。かなりのボリュームであり、鍋に着手する前のベジファーストとして嬉しい。竹炭塩や生姜醤で食べるのもナイスです。
主題の「水煮肉片」。肉を唐辛子や花椒を主体としたスパイスでグツグツ煮込み、仕上げに油をぶっかける豪快な四川の料理です。ぐわー、これは美味しいですねえ。ただ辛いだけでなく発酵調味料の奥深い味わいが折り重なり、実に重層的な味覚です。肉は牛・豚・鶏・羊から選ぶことができ我々は羊をチョイスしたのですが、その独特の肉の香りと相俟って内臓をゴン攻めしてくれました。
〆の中華麺。麺にもこだわりがあるのか、高名なラーメン屋の上質なムチムチ麺のようであり、〆の麺というよりも麺料理として完成された美味しさです。鍋の底に溜まった具材やスパイスなどをグリグリと混ぜ合わせ、悪魔的に旨い。
いやあ、楽しかった。適度に辛いので飲み放題のアルコールが自然と進み、自動的に酔っぱらってしまうというエンターテイニングなお店。雑な店と思いきや、紙エプロンはもちろんトングや小皿をジャンジャン持って来てくれるので、ややこしい鍋を食べるにあたってのストレスも全くありませんでした(人生で最もトングを使った日かもしれない)。
関連記事
それほど中華料理に詳しくありません。ある一定レベルを超えると味のレベルが頭打ちになって、差別化要因が高級食材ぐらいしか残らないような気がしているんです。そんな私が「おっ」と思った印象深いお店が下記の通り。
1,300円としてはものすごい情報量のムック。中国料理を系統ごとに分類し、たっぷりの写真をベースに詳しく解説。家庭向けのレシピも豊富で、理論と実戦がリーズナブルに得られる良本です。
丸太町「木山(きやま)」を筆頭に和久傳の系譜が好き。今回は烏丸御池駅から歩いて5分ほどに位置する「室町 和久傳(むろまちわくでん)」にお邪魔します。この日は外国の方と一緒にお邪魔したのですが、まさにジャパンといったファサードにテンション爆あがりで食事中の会話があまりかみ合わなかった。
店内は大小サイズ異なる個室などがあるようですが、やはり厨房をぐるりと取り囲むカウンター席が楽しいでしょう。お庭も見えて、ザ・京都な雰囲気です。
生ビールは千円と高めですが量はたっぷりで納得感あり。和久傳のPBであるビールを楽しむのも一興でしょう。ワインの値付けも良心的であり、モノによってはヘタな酒屋よりも安い勢いです。ちなみに当店は中央葡萄酒との結びつきが強いようで、せっかくなのでこの1本を頂きました。
先付はクルミ豆腐。なのですが、スープというかすり流しというか、カリフラワーが液状化した部分が抜群に美味しい。独特の土っぽさが活きていて、出汁の風味も響いてくる。家庭では絶対に表現できない別格の美味しさで開幕です。
間人蟹はオスとメスをダブルで頂きます。こちらもカニを盛って終わり、ということはなく、底に組み込まれた菊芋のシャキシャキ感などが見事。食感のリズムを楽しみながらカニの旨味を最後まで堪能することができました。
「お椀代わりに」と、山のような松茸がやってきました。京丹波産であり、スープの部分はスッポンでお出汁をとっており、スッポンの肉そのものもダイブしています。スッポン由来のタフな味覚に松茸のパワフルな香りが良く合う。
お造りはフグ。身の部分はもちろんのこと、皮目の部分も大変旨い。煎り酒で食べるもよし、白子をポン酢に溶いてドロっと浸して食べるもよし。このあたりワインと日本酒はチャンポンです。
ヤイトカツオ。「全身がトロ」とも評される幻の高級魚であり、ササっと炙ってたっぷりの薬味と共に至福のひと時。
カラスミもち。今朝つきたてのお餅にマッチ箱サイズのカラスミを挟み込み、目の前の七輪でバババと焼き上げてくれます。シンプルではありますが直線的に美味しく、やはり酒の進む逸品です。
アマダイ。皮目はバリっと揚がってザクザクと楽しい歯ざわり。身の部分には凝縮感があり、魚そのものの味わいが強い。キノコのソースが濃厚で、香ばしいオコゲと共に食べ応えのあるひと皿です。ブラインドで食べればフランス料理と感じるかもしれない。それほど逞しい味わいでした。
お肉料理は朴葉焼き。ドロッドロにパンチのある味覚のソースをたっぷりつけて、溶き卵にドボンしてすき焼き風に頂きます。添えられた海老芋のムッチリ感も心憎い。ポーションもかなり多く、このお店は全体的に気前が良いなあ。
お口直しの位置づけでしょうか、金時ニンジンにカブラにゴボウ。なのですが、煎りたてのゴマが大量に投下され何とも芳醇なひと品に仕上がります。
炊き合わせは若水菜に丸大根、鶏肉。一般的に日本料理店で出る炊き合わせは美味しいけれども素朴という印象が多いのですが、当店は脂たっぷりジューシーな肉がズバっと組み込まれているので味覚のバランスが良く飽きることなく楽しめます。
〆のお食事は和久傳グループが自ら手掛ける丹後の「和久傳米」。お椀はもちろん、たっぷりのお新香にオカズとしてサバのへしこ(青魚に塩を振って塩漬けにし、さらに糠漬けにした郷土料理)まで用意してくれます。もうこれだけで立派な一食です。
「お腹に余裕があれば」とのことで、マグロのヅケとトロロの丼も用意してくれました。このトロロがものすごい粘着力で、建築資材の新素材として活躍できそうなほどの弾力です。
「まだお腹に余裕があれば」とのことで、へしこの出汁茶漬けでフィニッシュ。ちなみに私は馬のように食べ続けていますが、早々にギブアップするのであればきちんとオニギリとして持たせてくれます。
食後のデザートにつき、まずは柚子ゼリーでサッパリと。柚子の風味が強く爽やかな味覚であり、また粘度も控えめであるので飲むような勢いでサラっと楽しめます。
続いてクリまんじゅう。濃密にして濃厚な栗がクリクリに詰まっており物凄まじい食べ応え。しかも出来立てアツアツのホカホカでベリーナイスでした。
お抹茶でフィニッシュごちそうさまでした。
以上を食べ、お食事だけだと27,500円。このクオリティのお料理を腹がはち切れそうなほど食べてこの支払金額はリーズナブル。また、幸か不幸か食事の量が多いのでそんなに酒をガブガブ飲むこともなく、結果、お酒を含めても支払金額はひとりあたり3.3万円で済みました。東京だと5万円に迫る食後感。
やっぱ和久傳、好きだなあ。次回は必ず「高台寺和久傳」にお邪魔しようと決意した夜でした。
関連記事
京都はとにかく和食がリーズナブルですね。町全体の平均点が高いのはもちろん、費用対効果も良いことが多い。その文化に影響を受けてか、欧米系のレストランにも目が離せない魅力がある。
JR東海「そうだ京都、行こう。」20年間のポスターから写真・キャッチコピーを抜粋して一冊にまとめた本。京都の美しい写真と短いキャッチフレーズが面白く、こんなに簡潔な言葉で京都の社寺の魅力を表せるのかと思わず唸ってしまいます。